Chromebookを活用する学習がスタートします!~特別進学コース新1年生から~
Chromebook(クロームブックと読みます)をご存知ですか?
日本でも近年メジャーになりつつありますが、既に海外では教育機関で広く活用されており、アメリカの教育機関では6割近いトップシェアを占めている、学習利用に適したパソコンです。
日本の学校にもどんどん取り入れられています。
◆なぜChromebookが選ばれるのか?
Chromebookの強みは、まず何と言ってもその起動の速さです!
パソコンの起動の遅さにイライラさせられた経験はありませんか?
Chromebookなら、なんと約7秒で起動します。
また、常に最新のOSに自動でアップデートされるので、セキュリティ面の心配もありません。
様々なアプリケーションを利用するときの動きもサクサクと軽快でスピーディ。
持ち運びやすい軽さと、十分なバッテリー駆動時間。
使いたいときにすぐ使える、学習のお供として最適の端末です。
◆関東第一高校におけるChromebookの導入
関東一高ではこの4年間、iPadを活用した効果的な学習について研究してきました。
この4年間で蓄積されたノウハウを活かしながら、来年度からはさらに学習スタイルをレベルアップさせていきます。
レベルアップの大きなポイントは2つ!
1つはここまで述べてきた通り、
活用する端末をChromebookへ変更する
ことです。
4年間のiPad活用を経て、学習用端末として完璧に近いiPadと同等の利便性を持ち、かつキーボードを備えた端末であるChromebookを選びました。
Chromebookを使えば、レポートやプレゼンテーションの作成も思いのまま。
もちろんwebブラウザで調べものをしたり、一緒に学ぶ仲間たちとコミュニケーションを取ったりも簡単にできます。
レベルアップのもう1つのポイントは
BYODスタイルの導入
です。
BYODとは、Bring Your Own Deviceの略。
すなわち、自分の端末を自分の学習に利用する、ということです。
授業ごとに学校の端末を借りるのではなく、自分だけの端末をパートナーとして学習活動をすることで、学習に必要な教材や学習記録を全て残すことができます。
もちろん、それらの情報にいつでもどこでもアクセスできるのが強み。
希望する進路を実現するために、そして理想の未来を迎えるために。
やるべきときに、やるべきことができる。
これが理想の学習スタイルです。
◆どの端末を利用するの?
Chromebookは色々なメーカーから機種が発売されています。
学習に必要な機能を備え、かつChromebookの強みである低価格を損なわない機種を探し求め、最新機種10種類以上の中から、学校での学習や授業での活用に最適な機種を選びました。
次年度の新1年生は、ASUS(エイスース)のC213NAを使います!
https://www.asus.com/jp/Laptops/ASUS-Chromebook-Flip-C213NA/
Chromebook共通の強みである動きの軽快さや本体の軽さ、長時間のバッテリーはもちろんのこと、iPadのようなタッチパネルを備え、ノートパソコン型でもタブレット型でも使えるので様々な学習場面に適応し、さらにカメラを2つ備えているので写真や動画の撮影もスムーズにできる端末です。
この高機能な端末を、さらに学習に最適となるよう関東一高用にカスタマイズをしても、価格を50000円以下に抑えることができました!(購入方法の詳細は入学手続きの際にお知らせいたします)。
◆おわりに
先日、大学入試センターより発表された「大学入学共通テスト」(センター試験に代わって実施)の試行問題一つを取っても、2020年から始まる大学入試改革は大きな変化です。
文部科学省が掲げる「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習が求められています。
この本質的な学びを追究する教師チームによる手厚い学習指導・進学指導と、自習室・進路室などの充実した設備環境、
そこに次年度から加わるChromebookを活用した最先端の学習環境を楽しみにしていてください!