教育方針・校長ご挨拶

本校は1925年(大正14年)に2名の創立者によって設立されました。時代が移っても創立者の想いは脈々と受け継がれています。

教育方針

建学の精神 知育・徳育・体育
教育理念 英知・聡明・平和を尊び社会に敏感に反応し、国際社会で活躍し生涯学び続ける生徒の育成
教育四綱領 一、人格の陶冶
一、画一的教育ノ打破
一、実際的教育
一、体育奨励
校訓 貫行(自らの信念に基づいて、目標に向かってやり通すこと)

校長ご挨拶

 

強くしなやかな心を育てる

校長 加藤 雅子

 今、世界中が、目まぐるしく変化しています。未来の予測が難しいこの時代の中で、新しい生き方を模索していかなければなりません。
 変化の激しい時代だからこそ、失敗しても自分の力で困難を乗り越える自立心と、状況に合わせて柔軟に対応できる力が必要だと考えます。この自立心と柔軟性は、自分の人生を自分で生き抜くための大きな力です。生徒の皆さんには、是非、社会に出て活躍できるだけの強くしなやかな心を身に着けてもらいたいと思います。
 「強さ」には自己肯定感の有無が大きくかかわると思います。本当の意味での強い人とは、自分のことも、人のことも信じられる人だと思います。自己肯定感を向上させるために、高校3年間で、何でもいいから新しいことに挑戦してください。1度や2度の失敗は当たり前、失敗したことよりも挑戦していることに目を向けて、前を見て、取り組みを続けることが大切です。挑戦と失敗を繰り返すうちに、徐々に状況に合わせられる柔軟性が身についてくると思いますし、失敗を乗り越えた体験は、自分への自信につながると思います。
 人生は自分の手で変えられるものです。まずは「今、自分が打ち込むべきもの」を考え、「とりあえずやってみる」ことから始めてみてください。勉強であったり、部活であったり、行事のリーダーであったり、個人によって千差万別であろうと思います。目の前にあることを、一生懸命にやってみましょう。一生懸命やって、初めて見えてくることがありますし、興味なく思えていたことが、実はとても楽しいことだと気づくこともあります。高揚感からくる胸の高鳴りや、達成感からくる感動の涙は、没頭した人だけに味わえるものです。
 関東第一高校には、色々な得意分野と個性を持った教員がいます。教員は皆、それぞれ自分の目標を大事に持っています。色々な場面において、愛情を持って皆さんを大切に育てます。生徒の皆さんには、是非高校3年間で「貴方の師」に出会って欲しいですし、その出会いが貴方の将来を指し示すものであればと願います。
 人生は自分の手で変えられます。ぜひそう信じて、目の前のことに挑戦し、没頭してください。そして3年間を経て、社会で大きく羽ばたける人になって欲しいと思います。

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