MENU CLOSE
生の方へkeyboard_arrow_right sendお問い
合わせ
placeアクセス X

関一ブログ

KAN-ICHI BLOG
学校情報ブログ

令和7年度始業式を行いました

4月9日(水)に全校放送にて令和7年度1学期始業式を行いました。

<乙幡校長からのお言葉>
いよいよ今日から、私たちの学校も新入生874名を迎え、総勢2,555名で令和7年度の船出となりました。
 新しい芽吹きが始まるこの時期は、まさに「変化」の象徴です。みなさんもそれぞれの新しい学年、先生、仲間と新しい挑戦に向けて、心を新たにして躍動する1年であって欲しいと願います。
 また、本校は今年、創立100周年という大きな節目の年を迎えます。これは多くの先輩方や先生方、地域の皆様が長い年月をかけて築いてこられた成果であり、その歴史の重みをあらためて感じています。しかし、「100年経った」ということ以上に、「これからの100年をどう創るか」が、今の私たちにとって大切です。
これまでの伝統を受け継ぎながらも、新たな関東第一高校を創出する使命があります。
 私たちは今、その起点に立っています。だからこそ、皆さん一人ひとりが「この学校を、100周年にふさわしい学校にしていこう」という意識を持ち、日々を過ごしてほしいと思います。
 そのためのキーワードが「主体性」です。何ごとも人任せにせず、自ら考え、行動する力。これは、これからの時代を生き抜くために欠かせない力です。今は「こうすれば正解」という一つの答えがない時代。だからこそ、自分の頭で考え、選び、責任を持って進む姿勢が求められています。
 主体性は勉強だけでなく、日常生活にも大きく影響します。自分の行動に責任を持ち、ルールやマナーを守ることも、主体的に自分の行動を決める一つの表れです。例えば、遅刻や無断欠席をしない、清掃や部活活動に積極的に参加するなど、どんな小さなことでも、自分の意志でしっかりと取り組んでいくことが大切です。
 偉人を一人紹介します。皆さんも知っている、Apple。この共同創業者スティーブ・ジョブズは、ビジネスの世界で最も革新的な人物の一人として知られています。彼は「人々が求めていないものを作るのではなく、人々が知らないうちに欲しいと思うものを作る」という視点を持ち、常に自分のアイデアに従い、主体的に行動しました。
 例えば、iPhoneの誕生において、ジョブズは従来の携帯電話に対する固定観念を打破し、タッチパネルを使った新しいユーザー体験を提供しました。誰もが「触れるだけで操作できる電話」を思い描かなかった時代に、彼は自らのビジョンに基づいてその実現に向けて努力し、何度も挑戦を重ねました。ジョブズのように、自らのアイデアを信じ、それを形にするために全力で取り組む姿勢は、私たちが日常生活でも主体性を持ち、積極的に行動すべき理由を強く教えてくれます。
 さて、新入生の皆さん。昨日も話しましたが、これからの3年間は、自分の可能性に気づく旅です。挑戦の旅です。しかし、最初は不安で当然です。あなたの一歩がこの学校生活を輝かせます。みんな最初は同じですから、気負わずに、新しい仲間と共に自分らしく進んでいきましょう!はじめは不安もあると思いますが、恐れずに前進してください。
 2年生の皆さん、皆さんは学校生活の中心として、行事や部活動、学びの面でも重要な役割を担う学年です。後輩の手本としての自覚を持ち、「見られている自分」を意識してください。特に今年は、100周年を記念するさまざまな活動にも関わることになるでしょう。誇りを持って、能動的に動いてください。
 3年生の皆さん、この1年で、進路選択や受験、そして卒業という大きな節目が待っています。その中で何より大切なのは、「自分自身の成長に責任を持つこと」です。周りの期待やプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、最後の一年だからこそ、自分の力で道を切り開く意識を持ち続けてください。今一度、自分の目標や夢を明確にし、それに向かって努力を積み重ねていきましょう。最終学年だからこそ、仲間と共に協力し、支え合い、成長し続ける姿勢が大切です。自分の未来を自分の手で作り上げていく覚悟を持って、充実した一年を送ってください。
 100周年を迎える関東第一高校で、皆さんがどれだけ成長できるか。それが本校の未来をつくっていきます。私たち教職員も、全力で皆さんを応援します。ともに、充実した一年にしていきましょう。
やるなら本気で、そして楽しみましょう!

Page top