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＊＊＊御　礼＊＊＊

謹啓　
晩夏のみぎり、各位におかれましては、ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
本校硬式野球部「第106回全国高等学校野球選手権大会」出場に際しましては、物心ともに多大なるご支援を賜り、あらためて厚く御礼申し上げます。

思い返せば東東京大会予選初戦のタイブレークから始まり、幾多の逆境にも負けずに勝ち上がり、五年ぶりに甲子園大会の切符を手にすることができました。のみならず甲子園では、一戦一戦チャレンジ精神を忘れず、投手陣が踏ん張り、一点を大切にする「攻める守りの野球」で初の決勝進出を実現することができました。全ての試合がドラマチックであり、選手達は、高校野球の素晴らしさ、醍醐味、感動を全国に示してくれました。この度の準優勝は、優勝と同じくらい価値のあるものと感じております。また、応援も一致団結まとまり、新しい応援のスタイルも定着し、「チームカンイチ」として、生徒の絆も一層深まりました。

あらためまして、予選から甲子園大会決勝まで、ご支援頂いた全ての皆様に心より感謝を申し上げます。皆様のご支援ご声援があってこその準優勝であり、本校硬式野球部が多くの皆様から愛されたことを心から誇りに思っております。本当にありがとうございました。
なお、新チームには、先輩の想いを胸に秘めて、再び甲子園大会に出場して、カンイチ野球を楽しんで、「忘れ物」を取ってきて欲しいと願っております。

今後とも皆様方のご支援をお願い申し上げますとともに、各位のご健勝を祈念申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。

関東第一高校
校長　乙幡和弘

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